2016.04.19【モノとIT】NEWS


VRを活用した安全教育ソリューション【安全体感VRトレーニング】

 
バーチャルリアリティ(VR)コンテンツ制作の株式会社積木製作(本社:東京都墨田区、 代表取締役社長:城戸太郎)は建設現場等、 日本のものづくりに関わる様々な現場で使用できる安全教育ソリューション【安全体感VRトレーニング】の販売を開始した。
 
最先端の技術を活かし、労働災害ゼロを目指す「体験型教育」
 

■背景

現在日本では、 建設業を中心に人手不足や技術の継承に問題を抱えており、 いかに教育を効率良く、 有効な手段で行なうかが課題となっております。 積木製作ではその課題を解決する為、 VR(バーチャルリアリティ)技術を活用した訓練、 研修コンテンツを開発してまいりました。 その中でも特に安全教育においてVR技術を最大限に活かす事が可能になると判断し、 【安全体感VRトレーニング】を開発、 販売を開始しました。 本製品では現実では体験する事が難しい墜落、 落下、 挟まれ、 火傷等の労働災害をVRによって体験する事により、 安全意識の向上を促します。

 

■コンテンツ内容

第1弾コンテンツとして、 「建設現場における仮設足場からの墜落」を販売致します。 高所作業の危険性、 安全帯の重要性を再認識する事ができる内容になっております。 VR機器には空間内を自由に歩きまわる事を可能にするHTC Vive採用しました。 実際に体験者がVR空間の中で自分の手足を認識し、 歩く事によって臨場感が増し、 体験として心に残る教育を可能にします。

 
 
 


作りこまれたCGによる、 臨場感溢れるシーンビジュアル

  

■株式会社積木製作 会社概要

URL: http://tsumikiseisaku.com/

本製品URL:http://tsumikiseisaku.com/vrox/vrtraining/ 

 
 
 

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サイバネット、照明設計解析ソフトウェア「LightTools」最新バージョン8.5 販売開始

 
以下はプレスリリースより抜粋
 

自動設計機能の強化により、無影灯やデイタイム・ランニング・ランプ(DRL)の開発をより効率的に

 
 サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、 代表取締役 社長執行役員:田中 邦明、 以下「サイバネット」)は、 Synopsys, Inc.(本社:米国 カリフォルニア州、 以下「Synopsys 社」)が開発し、 サイバネットシステムが販売・サポートする照明設計解析ソフトウェア「LightTools(ライトツールズ)」の最新バージョン「LightTools 8.5」の販売を開始したことをお知らせします。
 LightTools とは、 LED照明や液晶ディスプレイ用バックライト、 プロジェクター、 自動車の室内照明やデイタイム・ランニング・ランプなどいわゆる照明光学系の設計・解析を行うソフトウェアです。 試作前の設計支援、 試作後の詳細解析、 実機との比較検証など、 幅広い用途で利用されています。
 LightTools 8.5では、 曲面上の受光器に関する機能が強化され、 あらゆる面における照度分布をモデル上で直感的に確認できます。 また、 パラメーター感度調査機能、 自由曲面設計機能、 ライトガイドデザイナーなどの強力な解析・設計機能がさらに改良され、 より自由度の高い設定や最適化が可能になりました。 これらに関するサンプルモデルも追加されています。



■LightTools 8.5で追加された機能

・自由度の高い形状や最適化目標の定義:ライトガイドデザイナーの強化

ライトガイドの設計において、 パイプに沿って均一に光を放射させることは簡単ではありません。 ライトガイドデザイナーは、 ライトパイプのモデリング、 解析、 光放射を制御するためのライトパイプの光抽出構造の最適化を自動化するためのツールです。 今回、 様々な断面形状の指定、 ジオメトリのコントロール、 解析機能の改善により、 ツールの柔軟性と使いやすさが向上しました。 また、 革新的なモデリング機能と効率向上のためのオプションが追加されています。

 

自由度の高い形状やターゲット設定


 
・コンパクトで効率の良い自由曲面レンズ定義:自由曲面設計機能の改良

照度や強度の分布ターゲット、 光源の収集角度と配光分布、 その他のジオメトリ設定に基づいた自由形状(反射面もしくは屈折面)の設計と最適化が行えます。 これにより、 点光源や大きさのある光源の収集効率を強力に高められ、 高い光利用効率でコンパクトな照明光学系を開発できます。

 

入射面のコーニック面形状指定


 
・さまざまな形状の面を評価面に:曲面受光器の機能拡張

曲面上の面受光器におけるマッピングオプションが拡張されています。 これにより、 複雑な面上に収集された照度データを、 面上に直接表示するため、 結果の解釈と最適化がより効率的に行えます。 この新しい曲面受光器は、 LED光源を用いた自由曲面など複雑な形状や構成のモデル、 たとえば無影灯の解析に特に役立ちます。

 

さまざまな受光器メッシュマッピング


 
・モデル上への結果表示で直感的な評価:照度表示の描画強化

3Dデザインビュー上に照度のラスターチャートを表示できるため、 設計者はモデルの構成の中で照度データの方向と分布を確認できます。 このチャート表示がモデルのほとんどの面上の受光器で行なえるよう拡張されています。

 

LED電球のドーム面上への照度分布表示


 
・新機能を簡単に体感:サンプルモデルの追加

設計者が照明光学系を迅速に構築しシミュレーションするためのサンプルモデルが、 LightToolsには豊富に登録されています。 このサンプルモデルライブラリが更新され、 LightTools 8.5の新機能をすぐに試せるサンプルモデルが追加されました。

 
 

  • ドーム型のLED電球:自由曲面受光器のサンプル
  • 照明器の光源と背面リフレクター: 3D照度表示のサンプル
  • LED光源によるエッジ発光型バックライトディスプレイ:パラメーター感度調査機能のサンプル。 LED光源の配置を対称に保ちながら、 ディスプレイの輝度の均一性を測定し最適化
  • ライトガイドモデル:空間輝度と出射角度が最適化された正方形断面のライトガイドと、 ユーザー定義の断面形状で出射方向が最適化されたライトガイドを、 ライトガイドデザイナーを使用して作成する方法を紹介

 

LightTools 8.5の詳細については、 下記Webサイトをご覧ください。

http://www.cybernet.co.jp/lighttools/product/release/v85.html

 

シノプシスについて

http://www.synopsys.com/japan/

 

サイバネットについて

http://www.cybernet.co.jp/

※CAE(Computer Aided Engineering)とは、 「ものづくり」における研究・開発時に、 従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術です。 試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、 様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、 試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献しております

 
 
 

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2016.04.18【モノとIT】NEWS


Cerevoとインフォテリア、「DIY型IoT」開発環境の提供を開始 

 
以下はプレスリリースより抜粋
 

さまざまなIoT機器を手軽に開発できる
IoTモジュール「BlueNinja」と アプリ開発ツール「Platio」で
自社専用IoTを安価に開発可能に

 
 
インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下、インフォテリア)、株式会社Cerevo(本社:東京都文京区、代表取締役:岩佐琢磨、以下、Cerevo)は、インフォテリアのIoTプラットフォーム「Platio」とCerevoのBluetoothモジュール「BlueNinja」を組み合わせたIoT開発環境の提供を2017 年4月18日に開始することを発表します。 
 

■ IoT開発環境提供の背景 

このIoT開発環境は、2016年10月27日に両社が発表した、企業がIoT機器と対応ソフトウェアの両方をカスタム開発できるIoT開発環境に関する協業を受けて提供するものです。

本開発環境を利用することで、既製品の組み合わせでは難しかった現場のニーズに適したIoT環境の構築を実現。それぞれの企業が現場のプロセスや自社のニーズに合わせてIoTを導入できる「DIY型IoT」を提供することが可能となります。

 
 ■ 協業の内容 

今回の開発環境提供に向けて、インフォテリアはPlatioの対応機器設定にBlueNinjaを追加。PlatioからBlueNinjaへの接続がワンクリックで可能になります。すでにPlatioをご利用されている企業はBlueNinjaを新たなIoT開発環境として簡単に取り入れることが可能なほか、BlueNinjaをすでにお持ちの方はPlatioで提供するファームウェアを適用することでPlatioでの利用が可能になります。 

BlueNinja からの多様な情報をスマートフォンのアプリ上で手軽に取得することを実現

 
 
 
■今後の展開 

BlueNinjaとPlatioを利用したIoT開発のコンサルティングも両社から提供。また、インフォテリアではPlatioのアプリ開発パートナー向けにBlueNinja対応アプリの開発促進を行なって参ります。 

 

■「Platio」について 

PlatioはIoT機器を活用したアプリの開発とサーバー側プログラムの開発、アプリの配布、システム全体の運用をプログラミングの知識がなくても簡単に行えるプラットフォームです。 

 利用者はカスタマイズ可能なテンプレートを利用してアプリを簡単に作ることが可能で、そのデータベースはアプリのデータ構造から自動的にクラウド上に準備されアプリの配布や更新が可能となります。 

 
 

■「BlueNinja」について 

BlueNinjaは、試作から量産まで幅広くカバーしたIoT開発モジュールです。Bluetooth Low EnergyとARM Cortex-M4Fコアを内蔵した、東芝の低消費電力SoC「TZ1001」を採用。さらに9軸センサ(加速度、角速度、地磁気)ならびに気圧センサを搭載しています。リチウムイオン電池の充電・放電回路も搭載し、アクティビティトラッカー等のIoT機器を簡単に設計・製造できます。本製品は「IoT機器を今すぐ作れるモジュール」として、初心者からプロまで、試作から量産まで幅広くご利用いただける製品です。 

 
 

■「インフォテリア株式会社」
https://www.infoteria.com/  

 

■株式会社Cerevo
https://www.cerevo.com  

 
 
 

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2016.04.17【モノとIT】NEWS


自動運転社会を見据えた次世代物流サービスの実現をめざす
「ロボネコヤマト」プロジェクト4月17日より藤沢市の限定エリアにて実用実験を開始

 
 
 株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区・代表取締役社長兼CEO:守安 功、 以下DeNA)とヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区・代表取締役社長:長尾 裕、 以下ヤマト運輸)は、 2017年4月17日(月)から2018年3月31日(土)の期間、 国家戦略特区である神奈川県藤沢市の鵠沼海岸、 辻堂東海岸、 本鵠沼の各エリアにて、 自動運転社会を見据えた「ロボネコヤマト」プロジェクトの実用実験として、 新しい受け取り方を検証する2つのサービスを開始すると発表した。

「ロボネコヤマト」プロジェクト 



 
公式サイトURL: https://www.roboneko-yamato.com

*本商標はヤマトホールディングス株式会社の登録商標です。
 
以下はプレスリリースより抜粋。

 4月17日からの実験では、 車内に保管ボックスを設置した専用EV車両を使用します。 お届けの時間帯を10分刻みで指定でき、 お客さまが荷物を望む時間帯に望む場所で受取ることができるオンデマンド配送サービス「ロボネコデリバリー」と、 地元商店の商品をインターネット上で一括購入し、 運んでもらうことができる買物代行サービス「ロボネコストア」の2つのサービスを、 対象エリアにお住いのお客さまに体験していただきます。

 将来の自動運転社会を想定した実験ですが、 原則としてはドライバーによる有人運転を行います。 ドライバーは荷物の発送・受取りに関与せず、 お客さま自身が荷物を車両から取出します。 体験をしていただく中で、 サービス受容性の検証や、 サービス利用時の細かな要望収集を行います。

 なお、 2018年を目処に、 一部の配送区間における自動運転の導入を予定しています。
また、 本実用実験の実施は、 国家戦略特区である神奈川県、 藤沢市等の関係各所のご支援を得て実現しています。

■オンデマンド配送サービス「ロボネコデリバリー」概要


 
■買物代行サービス「ロボネコストア」概要


*実用実験期間の特別価格
**株式会社ペイジェントの決済システムを利用しての決済

■実用実験 対象エリア


神奈川県藤沢市の一部地域:鵠沼海岸1丁目~7丁目          
辻堂東海岸1丁目~4丁目
本鵠沼1丁目~5丁目             
(人口約30,000人、 12,000世帯)

「ロボネコヤマト」プロジェクト コンセプトムービーURL
https://youtu.be/KmT_DJgM1Z8

 

★ロボネコヤマトの詳細なサービス説明スライド・オフィシャルフォトなどの報道用資料は、
特設ページ(https://www.roboneko-yamato.com/ )最下部よりダウンロード可能です。 併せてご参照ください。

 
 

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2016.04.13【モノとIT】NEWS


IoT 時系列データに特化した AI(人工知能)分析 『SkyAI』 サービス提供開始

 
 
設備機器などの稼働状況を可視化することで故障予測や業務効率化を実現。
株式会社スカイディスク(本社:福岡県福岡市、 代表取締役CEO:橋本 司、 以下「当社」)は、 機械学習を活用したAI (人工知能)分析 「SkyAI(スカイエーアイ)」 のサービスを単体で提供開始すると発表した。 これにより、 機械の故障予測や異常発生時の迅速な把握などが可能になり、 工場や製造現場の生産ライン、 ビル・マンションなどのインフラの老朽化保全などで効率的な業務遂行、 コストの削減に繋がるとしている。
 
以下はプレスリリースから抜粋


当社はこれまで、 センサデバイス開発から通信技術、 クラウドサービス、 AI分析まで、 IoT機器を利用しセンサから取得したデータを分析、 業務に活用するサービスをワンストップで提供してきました。 今回はその中で、 今までのIoT事業で培った知見を活かし、 AI分析のみを切り出し提供することにいたしました。
時系列AIの業務活用事例

現在すでに「SkyAI」が活用されている分野の一つに、 電力供給施設での設備機器保全予兆があります。
 

  • 「振動」と「音」のデータをセンサデバイスで収集し、 モーターやポンプなどの設備機器の通常稼働状況をデータ化
  • 時系列解析(波形解析や周波数解析)によってAI用学習データである整形データに変換
  • モーターベアリングの異常など、 故障の予兆となる変化を検知するAI実運用モデルを生成
  • データを蓄積することで、 異常の原因となる油切れやすべり軸受の傷といった具体的な内容を検知



「SkyAI」はこのような分析体制を簡単に構築できます。 また継続して利用することで故障の予兆検知の精度を向上させられるので、 今まで一箇所の故障に対応するために数時間の損失があったところを、 最短数分に短縮し、 損失を最小限に抑えることができます。
 

(図1)AIの学習済みモデル作成フローとその活用フロー



図1のように、 SkyAIは、 あらゆるセンサで収集したデータから、 AI学習モデルを生成し、 正常異常判定や予測などの結果をわかりやすく表示することができます。  
 
 まず既存のデータやセンサデバイスで収集した時系列データを生データとして用意します。 次に整形プログラム(フーリエ変換やZ変換)によって、 AI用学習データである整形データに変換、 その後パラメーターのチューニングやデータの見直しをし、 AI実運用モデルを完成させます。 そして新しいデータを入力していくことで、 正常異常判定や予測などの結果が得られるようになります。 

 当社では、 生データを整形する際、 時系列解析に強みを持つ整形プログラム(フーリエ変換(FFT)、 自己相関解析、 時系列モデル)を用います。 また、 これまでの実証実験(PoC)で作成した学習モデルがすでにあるため、 より精度の高い正常異常判定や予測を得ることができます。 
 さらに、 学習モデルを作成するために、 すでにある生データだけでは不足している場合には、 必要なセンサの提案もいたします。 


IoT スターターキット(LoRa model)について
「IoT スターターキット(LoRa model)」は、 IoTの実現を簡単にスピーディーに提供するためのワンストップソリューションです。 このスターターキットだけですぐにセンサを使ったIoTソリューションを構築できます。 10種類から選択できるセンサデバイスからデータを取得、 クラウドで集積されたデータを分析し、 その情報を可視化するまでパッケージ化されているため、 リードタイムも短く、 安価にIoTが始められます。

 

IoT スターターキット(LoRa model)詳細

センサデバイスは、 温度・速度・GPSなどの10種類から3種類を選んで装着できる、 着脱可能なloTセンサデバイス「SkyLogger(R)」を使用します。 着脱式のため多分野への応用が容易で、 10種類のラインナップ内であれば開発費がかからず実証実験を実施でき、 一から構築すると数ヶ月かかるリードタイムを数日に短縮して提供することが可能です。

 
 

着脱可能なloTセンサデバイス「SkyLogger(R)」

 

 


各センサデバイスでセンシングしたデータは、 「LoRaWAN™」に準拠したLoRa ゲートウェイ「SkyGate」を通じてクラウドサーバーに送られます。 本ゲートウェイ1台で鉄筋のビル一棟や広大な農園をカバーすることができます。


AI分析「SkyAI」は、 クラウドサーバー上に蓄積したデータから、 AI学習モデルを生成し、 正常異常判定や予測などの結果をわかりやすく表示することができます。 さらに、 農業、 物流、 保全、 環境といった分野ごとに情報の可視化を行うアプリケーションも提供し、 安価でスピーディーなIoTプラットフォームを実現します。



LoRa PoCスターターキット商品概要

商品名:IoT スターターキット(LoRa model)

URL: https://skydisc.jp/

販売価格:30万円より

内訳:

・ センサデバイス「SkyLogger」

・ Skydisc LoRa ゲートウェイ SD-GW01(屋外用)、 SD-GW11(屋内用)

・ AI(分析クラウド)「SkyAI」

・ データ可視化ダッシュボードアプリケーション

・ LoRaを使ったIoTコンサルティング

・ セットアップ

レンタル期間:2週間~(センサデバイス、 LoRaゲートウェイはレンタル)
 




 

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2016.04.13【モノとIT】NEWS


ハタプロ、LoRaWANによる積雪状態での水道施設監視実験を実施

 
 
 株式会社NTTドコモと共同で39Meister事業を運営する株式会社ハタプロ(本社:東京都港区、 代表取締役:伊澤 諒太、 以下ハタプロ)と、 長野県大町市は共同で、 冬季の積雪状態にある水道施設の管理を目的としたLoRaWANによる長距離無線通信の実験を実施した。 その結果、 大町市内の水道拠点施設と大町市役所本庁舎との間をLPWA通信ネットワークで構築することが可能であることを確認したとしている。 さらに、 LPWA通信インフラを構築することで、 将来は山岳における救難救助を支援するなどの目的でも活用が可能であると発表した。
 
以下はプレスリリースから抜粋
 
 
■背景
 長野県大町市において市民生活の重要なライフラインである水道施設は、 北アルプスの豊かな自然が生み出す湧水を複数の拠点施設を経由し、 水源から各戸へ運んでいます。 水源や配水池の一部は、 携帯電話網が無い山中にある上、 冬季には多くの積雪によりアクセスが困難となるものもあります。 一方でこれらの施設が正常に動作しているかは、 現地に出向いての目視確認が必要であり、 これまで多大な労力と時間を必要としていました。

 今回、 39Meisterが開発するLoRaWANシステムを導入し、 長野県大町市において積雪状態にある実際の拠点施設において通信網を構築しました。 これにより、 各拠点施設からセンサーデータ等を送信することで、 データを集約しながら施設の状態を常時監視することが可能であることを確認いたしました。 また、 拠点施設が雪に埋まった状態であっても最適な通信条件とすることで遠距離通信が可能となることも、 あわせて確認いたしました。

 さらに、 今回の検証に際し39Meisterチームはオープンイノベーションの一環として、 リーン型開発手法を導入したハードウェアの設計・開発技術と、 LoRaWANネットワーク構築技術のノウハウを融合し、 長野県大町市と共同で課題解決に取り組みました。

■実験概要
・場所
長野県大町市 大町地区・平地区・常盤地区・社地区
水道拠点施設 14箇所(配水池11箇所、 水源3箇所)
※セキュリティ上の理由で 施設の詳細概要については非公表


・実施期間

2017年冬季期間中
 

・使用機器等

LPWAゲートウェイ装置、 LPWA送信装置、 センサー装置、 通信アナライザシステム


・実験結果

下記について確認いたしました。

1 LoRaWAN通信による各施設との接続

 各施設に設置したセンサー装置と大町市役所本庁舎に設置したゲートウェイ装置とをLoRaWAN通信で接続しデータを送信しました。 通信エリア一帯が積雪状態にある中で、 最大5kmの通信距離となりました。 これにより、 山中にある施設の一部は携帯通信網が一切ない状態でしたが、 LoRaWAN通信により通信網を構築することに成功しました。

2 雪に埋もれた状態での通信

 最大2mの積雪の中に埋もれた状態にある施設にLoRaWANセンサー機器を設置し、 最適な通信条件とすることで期待する通信エリアにおけるデータ送受信を確認しました。 積雪状態での実験は日本国内においては先行事例がなく、 当該地区以外の積雪状態においても展開が可能と考えられます。

3 通信が難しい条件の特定

 LPWA通信は通信エリアの見通しができる場合と障害物がある場合とで受信レベルが極端に変化いたします。 今回の検証でも当該事象をあらためて確認し、 当該地区では平野部では建物は少ないものの、 起伏形状や山林による影響が大きく影響することを確認しました。 特に山中で安定的な通信エリアを構築するためには中継ポイントを設ける必要があるなど、 本格運用に向けた技術的な課題を特定いたしました。
 

1_実験環境
2_機器が雪に埋もれた状態


■LPWAとは

 Low Power, Wide Area の略称であり、 日本においては免許不要な920MHz帯域における通信方式として注目されています。 特徴として、 長距離通信が可能であること、 通信モジュールの低消費電力化が可能であることが挙げられています。 特定のエリアにおいてローカル通信を行う用途に加え、 インフラ型でネットワークを構築するモデルも提案されており、 特にIoTの分野で今後急速に発展が見込まれる通信方式です。

 

■LoRa/LoRaWANとは

 「LoRa/LoRaWAN」は、 LPWA規格のひとつであり、 「LoRa Alliance」にて仕様策定が進められているグローバルな通信規格です。 オープンな規格であることから、 事業者にとっては機器開発やネットワーク構築への参入障壁が低いと言われていますが、 実際には日本国内における電波法やARIBへの対応など、 商用化に際して特別なノウハウを必要としています。

 

■39Meister
https://39meister.jp/ 

※このプレスリリースに記載されている会社名、 製品名、 規格名、 仕様名、 ブランド名、 およびサービス名は、 各社の登録商標または商標です。


■株式会社ハタプロ
IoT/ビッグデータ時代に向けたハードウェアの開発と人工知能(AI)による分析予測のソリューションを提供。 NTTドコモとのジョイントベンチャー事業 39Meisterを通じてIoTプロダクトのインキュベーションを行い、 同時にLPWA技術を商用転化。 LoRa Alliance加盟メンバー。

 
 

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