図面をなぞるだけで見積金額算出!
板金加工の見積・原価自動計算ソフトiQ3 Nazo
■確実な利益管理は正確な見積もりから
せっかく受注した貴重な案件なのに納品後に思ったような利益が出ていないことに気がつく。そのようなひやりとした経験は誰にでも一度はあるのでは?
その原因のひとつは見積りを甘く考えたこと。いやもちろん甘く考えた覚えはなくても実際に作業してみると意外に予算オーバーということがままある。
このように短期間小ロットからでも注文を受けなければならない受注生産型の製造業にとって見積管理は経営の最重要マターとなる。
これではいつまでたっても利益がでないばかりか、最悪金額次第では倒産につながる危険性も潜んでいる。
■板金加工業の見積自動計算ソフトiQ3 Nazo
ゼロフォー株式会社(神奈川県厚木市)が開発したのは、板金加工業の見積自動計算ソフトiQ3 Nazo(アイキュースリー ナゾ)だ。
板金加工用の設計図面ファイルを取り込んで、上からなぞって見積もりが出せるという画期的なアプリだ。取り込める図面はCADデータ2種類(DXF,DWG)、イメージデータが5種類(PDF,JPEG,TIFF,BMP,PNG)と汎用的な形式ならだいたい大丈夫そうだ。
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■さっそく実際に使ってみよう
では図面をとりこんでみよう。図面が準備できたらスケール設定を行う。
まず基準となる縮尺を決めるために数値設定が書き込まれている任意の直線をなぞり図面上のサイズを入力する。これでこの図面の縮尺設定が自動的に行われる。
次に、①受注形態 ②納期 ③部品材料 ④表面処理 ⑤工程選択をメニューにしたがって選択していく。
あとは図面を画像ソフトを使う要領でどんどんなぞっていこう。線は四角線、連続線、フリー線が使える。曲げ加工は山折り、谷折りでなぞっていく。穴はバーリング、タップ、サラ、カシメなど8タイプから選択していこう。
溶接など人の手作業も専用の機能を使って入力ができるので、実際の作業を考えながら、よりイメージに近く描いていくことができる。
■3D画像を見て仕上がりの形状を確認できる
図面をなぞり終えたら、形状を立体的に確認するために3D画像に変換できる。いろいろな角度から仕上がり形状を確認できるので図面のミスや認識のズレをすばやく発見できる。
■おろそかになりがちなその他見積条件もしっかりと入力
見積金額が低いことの原因のひとつに、見積もるべき条件が抜けているということがある。いくら、あとで顧客に説明しても「いや見積もりに入っていないものは払えない」といわれて泣き寝入りというのが最悪なパターンだ。iQ3 Nazoは細かい設定も見逃さない。
歩留まり、工程詳細と原価計算、各工程の集計作業に材料ごとの切断や溶接の条件設定、そして見落としがちな検査費や梱包費、配送費まで見積もりに必要なすべてを網羅している。
■企業によって違う作業費などはどうする?
ここまで詳細な見積もりが出せるというのは設定が大変なのではないか?と心配になる。
もちろん導入時には株式会社ゼロフォーが責任をもってサポート。設定のすみずみまで相談にのってもらえる。まずは気になったら、ホームページより無料のオンラインデモを申し込んでみよう。ゼロフォーのシステムにリモート接続してソフトの操作や説明をしてもらえる。
お問合せは ゼロフォー株式会社
http://www.zero-four.jp/index.html